Violet Moon
月の王国には禁忌がある。
それは破ってはならない掟。
破った者は記憶を奪われ、破滅と試練を与えられる。
たとえ、それがたった一人の王位継承者であっても……。
「プリンセス?そこで何をしているの?」
気高き女王の声が響く。
「ここはあなたが自由に出入りしていい場所ではありません、自室へ戻り……っ!」
女王が見た物。
遥か彼方の星で孤独に闘う戦士へと向けられた、プリンセスの眼差し。
……女王は絶望と悲しみに、ただ涙を流した。
全話加筆修正しようかと思ったのですが…。
した方がいいのは分かってるんですけど……とりあえず、これを0としてあげてみました。
その内、暇が出来たら加筆修正するかもです。